最近のエネルギー費高騰でいよいよ本格的に”省エネ”に取り組むことになったけどいったいどこから手を付ければいいのか困っています…
省エネによるコストダウン、企業のイメージアップ、稼働効率の見直しや作業の効率化など
目的によっても取り組み方も変わってきますよ。
より少ないエネルギーで生産活動を行えば、結果としてコストダウンにつながりますし、一旦省エネに取り組むと、その効果が継続するのも大きなメリットです。
メーカーからも「省エネ診断」は勧められていますが、HICの「省エネ・再エネ診断」は他と何が違うのか詳しく教えてください。
HICの「節エネ・省エネ診断」の特徴はズバリ
稼働状況や負荷状況などエネルギーの使用状況を個別機器ごとに”見える化”し、
そこから課題を見つけ、費用のかからない省エネ改善から脱炭素化へ向けたアドバイスまで、最終的に社内会議などでも検討しやすい資料をご提供しています!
こんな悩みありませんか?一度省エネ診断をご検討下さい
こんな悩みがある場合は一度省エネ診断をご検討下さい。
- 何から”省エネ”に取り組んでいいのか困っている
- 設備の稼働状況が把握できずに困っている
- 省エネ設備投資のコストダウン計算で困っている
- エネルギー原単位管理で困っている
- 取引先から省エネ活動の対応ができず困っている
- 省エネのPDCAの回し方、課題抽出方法で困っている
- 費用のかからない省エネ改善ができないか困っている
こんなところに省エネの課題あり!
省エネ診断では、現状を確認し改善後の効果を試算します。
診断後の改善事例2選
エア漏れ対策で工場全体の省エネ、CO2削減を実現
エア配管の接続部を中心に、約400㎡あたり18カ所のエア漏れを発見
愛知県半田市
施工規模:およそ400㎡で18箇所
エア漏れ調査:1人×1日 50,000円
改善工事:お客様にて修理
年間損失:163,200円
年間CO2削減量:およそ4t‐CO2/年
省エネ対策を進めていますが、エア漏れ改善は未着手だったので、診断をお願いしました。
ホースやカプラ、継手などの接続部品からエア漏れしていることがほとんど。補修や部品交換などを自社で進めていく予定ですが、エア漏れの損失額が大きかったことに驚きました。
報告書は、どこで、どれくらいエア漏れしているかがわかりやすく、助かりました。
保温ジャケットで工場全体の省エネ、CO2削減を実現
配管・ヘッダー部分がむき出しになって放熱をしていたため、省エネ目的で施工
愛知県北名古屋市 食品工場様
施工規模:バルブ類30ヵ所、裸配管4ヵ所
工期:採寸2人×1日、施工2人×1日施工費用:50万円
削減金額:190,000円/年
CO2排出削減量:19,944kgCO2/年
お客様の声
へッダー部分がむき出しになっていたので相談し、調査してもらったところ、周辺のバルブや裸配管もあわせて保温した方が省エネ効果が高くなることがわかりました。すべて保温ジャケットではなく、費用対効果に合わせて配管部分は通常の保温をする方法をすすめてくれました。
保温による効果(CO2削減、削減金額)が明記された提案書がわかりやすく、社内提案がスムーズでした。施工にあたっては、当社が求める工事届、図面、施工前後の写真などの工事書類の提出もスムーズに対応してくれました。
施工がきれいで満足しています。
「節エネ・省エネ診断」メニューの選定方法
実際に診断を受診したいのですが、どう選べば良いのか教えてもらえませんか?
当社では診断メニューの選定をエネルギー使用量を目安に分類しています。
電気やガス(燃料)の年間使用量を原油換算、合計を算出してから年間のエネルギー使用量を目安に決めることができます。
原油換算の計算方法が分からなければお教えしますので、お気軽にお聞きください。
うちの場合、年間のエネルギー使用量を合計すると年間約450KLぐらいだから“省エネ・再エネ診断”になるのかな?
そうですね。年間のエネルギー使用量から考えると、“省エネ・再エネ診断”の受診をお勧めします。
ただ、他のお困りの事や重点的に確認したい設備があれば合わせてご提案をいたしますのでご相談ください。
節エネ・省エネ診断メニュー概要
診断メニュー | エネルギー 使用量 (原油換算) | 診断項目 | 診断時間 | 報告書作成期間 | その他 |
---|---|---|---|---|---|
節エネ診断 | 〜150KL以下 | 節エネ診断 (設備に応じて 提案件数1~5件) | 半日 特定設備は 要相談 報告会:必要に応じて | 現地診断完了後 2週間 | 自治体の補助金を 検討中の事業所 中小規模事業所対象 |
節エネ・省エネ診断 | 150~300KL 以下 | 各種節エネ・省エネ 診断 (設備に応じて 提案件数5件前後) | 半日~1日 設備調査は 要相談 報告会 2H | 現地診断完了後 4週間 | 中規模事業所を対象 |
省エネ・再エネ診断 | 300~1000kL以下 | 各種省エネ・再エネ 診断 (提案件数5~10件) | 事前打ち合わせ 半日 診断1日 負荷調査は1週間 報告会 2H前後 | 現地診断完了後 4週間 | 工場、事業所全体の 省エネルギー |
省エネ・再エネ診断 | 1000kL以上 | 事前ヒアリング 現地訪問にて診断内容を確定 | 調査・診断内容による | 現地診断完了後 1~1.5か月 | 工場、事業所全体の 省エネルギー |
※初回営業訪問時の依頼事項
直近12か月分のエネルギー使用量の事前データもしくは電気・ガス・油の請求書をご用意ください。
診断時は設備担当者様の立ち合いをお願いします。
特定事業者(所)様は定期報告書を確認させていただく場合があります。
省エネ調査〜
報告の流れ
1.エネルギー使用量のヒアリング、事前打ち合わせ
エネルギー(電気、ガス、油)の請求書から年間の使用量を教えて下さい。現状のエネルギー使用量の問題点や困りごとをヒアリングいたします。
2.現地診断
実際に工場内のエネルギー使用状況やラインの稼働状況を確認、省エネの課題を抽出します。
3.報告書作成
ヒアリング、現地診断の内容を報告書にまとめます。
4.診断報告会
報告書を元に事業所内の課題や改善点を説明いたします。
ここがいい!HICの「節エネ・省エネ診断」
調査前のヒアリングから節エネ・省エネできそうな設備を特定してから、計測機器等を使用して個別機器の負荷調査を行います。
稼働状況や負荷状況などエネルギーの使用状況を個別機器ごとに”見える化”します。そこから課題を見つけ出し、費用のかからない省エネ改善から脱炭素化へ向けたアドバイス、ムダの見える化、省エネ設備導入といった複数の節エネ、再エネ提案を含めた報告書となっておりますので、社内会議などでも検討しやすい資料となっています。
よくある質問
エネルギー使用量によりますが半日から1日を考えています。
直近12か月間のエネルギー使用量(電気、ガス、燃料等全て)及びエネルギー費用(請求書で可能)が必要となります。
原則止める必要はありません。診断に際しては通常稼働の状況を確認をしています。
必要です。当日は事業所内のご案内など、安全上の観点からも必ず立ち合いをお願いします。
省エネ・再エネ診断には含まれませんが、ご要望がありましたら豊安工業にて機器のチューニングをいたします。
診断後2~4週間程で報告書を提出します。日程調整をし、後日報告書を元に診断説明会を開催します。
詳細は各自治体に確認が必要ですが、自治体の補助金申請に認めてもらえるケースが多いです。
空調、照明、ボイラ、生産設備等の更新、省エネ設備の新規導入、太陽光発電(自家消費)、太陽熱等には
補助金を活用したご提案から申請代行まで対応しています。お気軽にご依頼ください。
お役立ち資料ダウンロード
HICの節エネ・省エネ診断メニュー
工場ペディア編集部からのメッセージ
省エネの第一歩は現状把握から!
企業へのより一層の省エネ対策が求められています。豊安工業では費用をかけずに簡単に工場の省エネを実現する方法から脱炭素化へ向けたアドバイス、ムダの見える化、省エネ設備導入といった複数の節エネ、再エネ提案のみならず、チューニングや設備の新設や更新、メンテナンスまですべてお任せいただける工場設備のプロフェッショナル集団です。
節エネ・省エネによるコストダウンをはじめ、設備機器を導入しなくても節エネや省エネを実現できることはたくさんあります。小さなことでも社内で継続して取組むことで、コストダウン、省力化、効率化はできます。
省エネの第1歩は現状把握をすることです。当社は「省エネ診断」のみならず、その後の対応についてもご用命をいただくことが多く、診断の対応エリアを限定させていただいております。対応エリアの確認はページ下の「メールでのお問い合わせ」からお気軽にお聞きください。
この記事を監修した人
石井 建作
豊安工業株式会社 第1プラント管理部
資格:エネルギー管理士、管工事施工管理技士1級、給水装置工事主任技術者、消防設備士甲種1類
得意分野:給排水衛生設備工事
給排水設備、冷却水設備、エアー設備、蒸気設備等の知識に精通。また、プラントにおける熱エネルギー管理について社内やお客様向けの勉強会を行い、教育活動にも携わっている。専門分野は、クーリングタワー、チラー、ポンプ等の冷却水設備工事。主に三河地区の自動車部品工場等の製造業の給排水設備工事及び省エネ・CO₂削減提案を手がけている。